小数・百分率・利息

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小数と百分率と利息は、三つの帽子をかぶった一つの科目です。小数は分母が10の累乗の分数。百分率は、分母を100にそろえようとみんなで決めた分数。そして利息は、百分率を何度も何度も当てはめたときに起こることです。

このページはその段ばしごを端から端まで走り、長さの大半を遠いほうの端 — 百分率の増減、逆算の百分率、複利、ローンの計算 — に使います。お金がそこにあり、間違いが高くつくのもそこだからです。小数の計算そのもののやり方がほしければ、小数のガイドと百分率のガイドがそれぞれ単独で答えます。

小数の位は何を意味するのか

点の右へ一歩ごとに10分の1、点の左へ一歩ごとに10倍 — まったく同じ決まりです。小数が10分の1の位を、100分の1の位が次の位を、1000分の1の位がその次を紹介するころには、教えているのは規則性そのものになっています。

00.10.20.30.40.50.60.70.80.910.20.210.220.230.240.250.260.270.280.290.30.25

0.2から0.3までの区間には百分の一が10個入っていて、その中のどの数も最後の桁がどんなに大きく見えても< 0.3だ: 0.25 = 25/100 < 30/100

0.2と0.3の間で0.27を見つけよう

3.47 = 一が3つ + 10分の1が4つ + 100分の1が7つ。

232.3
点のあとの数字は、もっと小さな歩みを数えます:2.3 はまるごと二つと、十分の三です。 レッスン全体: 小数

小数の大小くらべは、ほかのどの間違いより長生きする間違いに決着をつけます。けた数が多いほど大きい、ではありません。0.9 > 0.35。10分の9は、10分の3と半分に勝つからです。0を足して長さをそろえれば — 0.90 と 0.35 — 一目瞭然です。そして0.5 は半分が、見ただけで言えるべきひとにぎりを定着させ、日常の問いのほとんどから計算を取り除きます。

00.10.20.30.40.50.60.70.80.910.30.310.320.330.340.350.360.370.380.390.40.35
0.35 は 0.40 より小さいです。 レッスン全体: 小数をくらべる

10倍・100倍と10分の1・100分の1は、「0をつける」を本当のことで置きかえるレッスンです。動くのは数字で、点はその場にとどまる。この区別は整数では見えず、点が現れたとたんに決定的になります。

四則計算

たし算の決まりは点をそろえるで、たての足し算とたての引き算がそれを筆算に運びます。3.7 + 1.25 → 3.70 + 1.25 = 4.95。点をそろえれば10分の1の上に10分の1が乗ります。右端をそろえれば、10分の1に100分の1を足してしまいます。

小数点以下を数えるがかけ算です。点を無視してかけ、両方の小数点以下のけた数を数えて、そのぶん点を入れます。0.4 × 0.3 → 4 × 3 = 12 → 2けた → 0.12。

0.4 × 0.3 は (4/10) × (3/10) = 12/100 です。かける数はそれぞれ自分の「10で割る」を持ち寄り、答えは両方を受け取ります。「けた数を数える」が数えているのは、まさにそれです。1より小さい数をかけると小さくなる理由でもあります — 何かの10分の4ぶんを取っているのですから。
03×04
0.3 は小数第一位が 1 つ、0.4 も 1 つ。合わせて 2 つです。 レッスン全体: 小数のけたを数える

小数を割るは整数で割る場合を受け持ち、点は答えへまっすぐ上がります。小数で割るはもう一つの場合を、割る数が整数になるまで両方を大きくすることで扱います。12 ÷ 0.4 → 120 ÷ 4 = 30。答えが 12 より大きいのは正しいことです — 小さなかけらは、たくさん入ります。

小数第1位・第2位への四捨五入が計算をしめくくります。決めるのは1文字、残す位のすぐ次の数字です。

3.453.43.53.47
3.47 は真ん中の印 3.45 より上なので、切り上げて 3.5 レッスン全体: 小数第一位・第二位までの四捨五入

やってみよう

2.552.52.62.52

2.52を小数第一位に丸めると?

6.656.66.76.65

6.65を小数第一位に丸めると?

百分率とは何か

百分率は100分の1をいくつ集めたかを表す数で、パーセントということばは「100につき」という意味なので、30% は 100分の30 です。百分率はここから始まり、分数・小数・百分率が同じ量を書く三つの方法をつなぎます。ある量の百分率を求めるには、まず10で割って10%を求め、そこから組み立てます。70 の 30% なら、10% は 7 なので、30% はその3倍の 21 です。同じ計算を分数で書けば 100分の30 × 70 = 21 です。分母が100に固定されているおかげで、百分率どうしは比べやすくなります。20点満点で13点は 20分の13 = 100分の65 = 65% になり、別のテストの60%と直接くらべられます。部分がもとの量より大きいときは、百分率が100を超えることもあります。40 の 150% = 60 です。確かめるには半分とくらべます。30% は 50% より小さいので、答えは 70 の半分より小さいはずで、21 は 35 より小さくなっています。

24040%

1パーセントは100分の1なので、ある量のn%はその量 × n/100である

4分の1をつくろう

40%
全体を 100 かけらに切って 40 に色をぬります:40/100、書けば 40% です。 レッスン全体: 百分率
分数小数百分率
1/20.550%
1/40.2525%
1/50.220%
1/80.12512.5%
1/30.333…33.3%

百分率を求めるが中心の動きで、暗算の道は、やっかいなものをやさしいものから組み立てることです。10% は10で割る、5% はその半分、1% は100で割る。240 の 35% → 24 + 24 + 24 + 12 = 84。百分率でくらべるは、百分率がそもそも存在する理由です — 25人中18人と40人中26人は、72% と 65% になるまで順位がつけにくいのです。

of 120120%25%50%75%100%10%
120 を十等分します:120 ÷ 10 = 12。下の目もりは 10% と読めます。 レッスン全体: 百分率を求める

やってみよう

of 900%25%50%75%100%90%

90の90%

of 1500%25%50%75%100%40%

150の40%

百分率の増減はどう計算するのか

ある量を百分率で変えるには、一つの数をかけます。15%の上昇は、もとの 100% + 15% = 115% が残るので、かける数は× 1.15です。15%の下落は 85% が残るので、かける数は× 0.85です。百分率の増加も百分率引きもこの方法を使います。60 の値段が15%上がるなら、新しい値段は 60 × 115/100 = 69 です。この方法なら、まず部分を求めてから足すという二段階ではなく、一段階で新しい量が求まります。逆に二つの額から百分率の変化を求めるには、変化をもとの額で割ります。新しい額で割ってはいけません。値段は 60 から 69 になり、変化は 9、9/60 = 15% です。69 で割ってしまうと、答えは小さすぎる間違った百分率になります。二段階の方法でもう一度確かめられます。60 の15% = 9、60 + 9 = 69 です。

かける数は続けてかけられるのにパーセントは足せない理由と、変化を元に戻す方法は 増減率 でくわしく扱います。

減価は同じかけ数を下向きにくり返し当てはめます。年に 18% 目減りする車は毎年 × 0.82 で、3年後には 0.82³ ≈ 0.551 — 値段の約55%を保っています。18% を3回引き算した場合に出てくる 46% ではありません。

単利か、複利か

単利はいつも最初の額にもとづいて計算され、複利は残高にもとづいて計算されるので、利息がさらに利息を生みます。単利はまっすぐな直線の場合を示します。2,000 を年利10%で3年間預けると、単利は毎年2,000 の10% = 200を払うので、合計 200 × 3 = 600 です。複利では、次の年を計算する前に、その年の利息が加えられます。残高は 2,000 から 2,200 に増え、次に 2,200 の10% = 220 が加わって 2,420、さらに 2,420 の10% = 242 が加わって 2,662 になります。これは利息が 662 で、単利の合計より 62 多いことになります。この差はすべて、以前の利息にさらについた利息から生まれるので、差は最初は小さく、年数がたつほど大きくなります。1年目はどちらの方法でも同じ額です。それ以降は複利がつねに単利を上回るはずで、これは答えを手早く確かめる方法にもなります。

年0102030100300500700900複利 343単利 228間隔 115

単利は毎年8% of 100 = 8を足していく直線的な増え方だが、複利は増えていく残高に8%を足すので曲線を描いて離れていく — 今年の差は 115

残高が初めて2倍になる年を見つけよう

200 × 5 ÷ 100 = 10three of them10 × 3 = 30the same sum, in one calculation200 × 5 × 3 ÷ 100 = 30
1回の計算で済む:元金 × 利率 × 年数 ÷ 100。ここでは200 × 5 × 3 ÷ 100 = 30。 レッスン全体: 単利

複利は、かけ数を期ごとに一度ずつ当てはめたものです。1,000 × 1.05³ = 1,157.63、つまり利息は 157.63。単利と複利が二つを並べて見せます。正直にまとめれば、差は初めのうちは地味で、あとになるほど途方もない — 5% で30年なら、単利は 1,500、複利は 3,322 を払います。

式は新しい考えではなく、くり返しのかけ算を短く書いたものです。1.05 を3回かけることは 1.05³ をかけることで、指数は期がいくつ過ぎたかを数えているだけです。それが見える人には、曲線が上へ曲がる理由も見えます。毎年のかけ数が、前の年より大きな数に働くからです。
y
毎年残高に1.1を掛ける——だからn年後は最初の額 × 1.1ⁿになる。 レッスン全体: 複利

年に一度より多い複利が次の問いに答えます。月ごとに複利のつく 6% とは、0.5% を12回ということで、1.005¹² = 1.0617 — 実質 6.17% です。複利の回数が多いほど増えますが、増え方はすぐ縮み、際限なくのびるのではなく天井に近づきます。

やってみよう

startyear 1year 2

$1000を年利10%の単利で預ける。3年後の残高は?

y

$2000を年利10%で2年間預ける。複利は単利よりいくら多く利子がつくか?

借りるお金の計算はどう働くのか

借りることは、複利を別の向きから見たものです。お金の時間の値打ちが原理を立てます。いま手元にあるお金は利息を生めるので、日付のちがう額は、片方をもう片方の日付に動かすまでくらべられません。年利5%なら、今日の 1,000 は1年後に 1,000 × 105/100 = 1,050 に増えます。割り算はお金を過去へ動かすので、1年後の 1,050 の今日の値打ちは1,050 ÷ 1.05 = 1,000です。借金も同じように増えます。500 を年利10%で2年間借りると、返す額は 500 × 110/100 × 110/100 = 605 です。ローンを分割で返すときは、それぞれの支払いはまず利息にあてられ、残りだけが残高を減らします。1,000 を10%で借りていて、年末に 300 を返すと、残高は 1,000 + 100 − 300 = 800 になります。ローンの費用は、返した額の合計から借りた額を引いたものです。2年のローンなら 605 − 500 = 105 です。

1000104810501100今日来年1000 < 10481050 < 1100r = 5%: 1100 ÷ 1.05 = 1048 今日1000 × 1.05 = 1050 来年r = 5%

B = 1100は1年後、今日の価値では1048であり、1000より多い。そして今日の1000は1050に増えるが、1100より少ない:この比較はどちらの時点でも同じ結果になる

示された利率で今日の1000と釣り合うBを見つけよう

FV = 1000, i = 0.06, N = 5five years of growth
PV = 1000 ÷ 1.338226 = 747.26
5年後の1000ドルは、6%なら今日747.26ドルの価値——それが時間的価値だ。 レッスン全体: お金の時間的価値

物価上昇後の実質の値打ちは、同じ割引を買える力に当てはめます。3% つく貯金は、物価が 4% 上がっているなら、実質では年に約 1% ずつ目減りしています。それこそが大事な数字で、見出しの利率が隠す数字です。

ローンの返済は、初めて借りた人の多くをおどろかせる返済表を説明します。毎回の支払いはまず前回からの利息をまかない、残った分だけが残高を減らします。早い回はほとんど利息、遅い回はほとんど元金 — そして支払額そのものは変わりません。年金の値打ちは、同じ支払いの流れをまとめて一つの値打ちとして測るもので、一時金と収入 — 年金、リース、示談の提示 — をくらべる道具です。

interestprincipalmonth 1month 240month 336
返済額はずっと変わらないが、金色の利子部分は借金が減るにつれて縮む。 レッスン全体: 元利均等返済

やってみよう

earlylate

ローンの返済額はいつも同じです。その内訳はどう変わりますか?

balance = 70000rate = 0.5% a month, payment = 1200

0.5%の月利で$150000を借り、残高は$70000まで減った。次の$1200の返済のうち利子はいくら?

一つの問題を、端から端まで

ある店がジャケットを、20% のセール値引き後で 96 と表示していて、この価格には 9% の税が含まれています。店が付けた税抜きの定価はいくらでしょう。

与えられた数字から外へ向かって、それぞれの変化をひき算ではなくわり算でほどいていきます。

これを「9% を引いてから 20% を足し戻す」でやると 104.83 になり、誤差は小さくありません。百分率の連鎖の一歩一歩はかけ算なので、ほどく一歩一歩はわり算なのです。

old price$60 is 120%
20% 上がった後の値段は $60。つまり $60 は元の値段の 120% です。 レッスン全体: 百分率の逆算

名前をつけておく値打ちのある間違い、四つ

よくあるまちがいは4つです: 続けてかかるパーセントを足してしまう、割引を足し戻して元に戻そうとする、変化の割合を新しい量でわってしまう、パーセントとパーセントポイントを取りちがえる。それぞれ図とともに 名前をつけておく値打ちのある間違い で扱います。

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小数は書き方を変えた分数なので、分数の段ばしごは同じ題材の一歩手前です。部分と全体ではなく二つの量をくらべるのは比・割合・比例。そして、複利のかけ数を n 回当てはめたものは指数関数 — 位取りがついに代数へ手渡す場所です。

あなたの番

三問だけ — 正解だと思うものをタップしてください。

0.35を百分率で表すと

$200を年5%の単利で預けると、1年で得られる利息は

$50 の 20% 引き — いくら払いますか?

よくある質問

百分率の増加はどう計算しますか?
1 に百分率を小数として足した数をかけます。240 の 15% 増は 240 × 1.15 = 276 です。このかけ数の形は覚える値打ちがあります。組み合わせられるからです。10% の上昇が2回続けば 1.10 × 1.10 = 1.21 で、21% の増加です。20% ではありません。かけ数をかけ合わせるかわりに百分率を足してしまうのが、この分野全体でいちばん多い間違いです。
逆算の百分率とは何ですか?
変化のあとの額しかわからないときに、もとの額を求めることです。かけるのではなく割ります。コートが 15% 引きで 68 なら、68 はもとの値段の 85% なので、もとの値段は 68 ÷ 0.85 = 80 です。68 の 15% を足し戻すと 78.20 になりますが、これは間違いです。割引は、セール価格の百分率だったことは一度もないからです。
単利と複利は何がちがいますか?
単利はいつでも最初の額に対して計算されます。複利は残高に対して計算されるので、過去の利息にも利息がつきます。1,000 を 5% で3年なら、単利は 150、複利は 157.63 を払います。差は初めのうち小さく、際限なく開いていきます。単利の成長はまっすぐな線、複利の成長は曲線です。
複利の式はどんなものですか?
最終額は、最初の額に (1 + r) の n 乗をかけたものです。r は一期あたりの利率を小数で、n は期の数です。1,000 を 5% で3年なら 1000 × 1.05 の3乗 = 1,157.63。累乗は、かけ数を期ごとに一度ずつかけたことを表しているだけで、式はくり返しのかけ算を短く書いたものです。
今日のお金は、なぜ来年の同じ額より値打ちがあるのですか?
今日手元にあるお金は運用して増やせるので、いまの一万円と1年後の一万円は同じ資産ではないからです。日付のちがう額を比べるには、あとの額を割り引きます。5% なら、1年後に受け取る 1,050 の今日の値打ちは 1,050 ÷ 1.05 = 1,000 です。物価の上昇は、あとのお金で買えるものを減らすことで、この効果をさらに重ねます。
小数で割るにはどうしますか?
割る数が整数になるまで両方の数を10倍し、あとはふつうに割ります。12 ÷ 0.4 は 120 ÷ 4 になり、30 です。両方を同じ倍率で大きくしても答えは動きません。「12 に 0.4 はいくつ入るか」は「120 に 4 はいくつ入るか」と同じ問いだからです。
Mr. Chalk